遺品整理業者の料金相場はどれくらい?

遺品整理業者の料金相場はどれくらい?

 

遺品整理を業者に依頼しようと考えたときに、「料金」は気になると思います。
遺品整理業者に馴染みのある方は少ないと思うので、料金相場がどのくらいなのかはよくわからないかもしれません。

遺品整理にかかる費用について知っておくことは、当然必要なことです。
遺品整理の料金について理解しておくことで、遺品整理業者に依頼する際の不当な料金請求を防止することができます。

今回は遺品整理業者に依頼した場合の料金相場や、金額が変わる理由についてご紹介します。

遺品整理業者の料金相場

遺品整理は部屋の状況や荷物量によって変わってくるため、固定的な金額がありません。

多くの業者は間取りごとにおまかな料金設定しているので、参考までにその金額をご紹介します。

間取り 料金相場 作業人数 作業時間
1R・1K 30,000円~80,000円 1~2名 1~3時間
1DK 50,000円~120,000円 2~3名 2~4時間
1LDK 70,000円~200,000円 2~4名 2~6時間
2DK 90,000円~250,000円 2~5名 2~6時間
2LDK 120,000円~300,000円 3~6名 3~8時間
3DK 150,000円~400,000円 3~7名 4~10時間
3LDK 170,000円~500,000円 4~8名 5~12時間
4LDK以上 220,000円~600,000円 4~10名 6~15時間

出典:みんなの遺品整理(2020年6月3日時点)

遺品整理料金は何によって決まるのか?

多くの遺品整理会社が、ご紹介したように部屋の間取りごとの料金設定をサイトに表記しています。
これは部屋の間取りで料金を提示した方が、依頼者が相場を想像しやすいという理由のためです。

しかし、表記されている料金には、かなりの幅がとられている場合がほとんどです。

目安として部屋の間取りごとの料金が提示されていますが、実際には同じ広さの部屋でも料金は大きく変わってきます。

料金が変わる要因は、主には以下のようなものです。

 

整理する量
どのくらいの遺品が残されているのかが、料金に影響を与える一番の要因です。
部屋の大きさごとの料金目安は、「その部屋の大きさであればこのぐらいの物量であろう」という想定から計算されています。

例えばワンルームであっても整理する遺品の量が多いと料金は高くなり、部屋数が多くても遺品の量が少ないと料金は安くなります。

 

作業環境
建物の状況や周辺の環境によっても、作業料金が変わります。
作業する現場によって、作業時間や作業量が異なってくるからです。

作業をする場所に駐車場がある場合は、荷物の積み込みに時間がかからないので料金は安く済みます。
一方、マンションの高層階なのにエレベーターが無いような場合は、作業量が増えるために、料金が高くなる傾向にあります。

 

処分品の種類
超大型の家電や家具など搬出に人員がかかる場合は、別途料金が必要になります。
一般廃棄物としての処分が難しい廃棄物も、廃棄自体に高額な費用が掛かるために別料金として請求される場合があります。

 

繁忙期
引っ越しシーズンとなる3月~4月は、料金を高く設定している業者もあります。
また、土日祝日も需要が多いために料金が高くなる傾向にあります。

 

釣り作業
エレベーターに乗らなかったり、玄関から出せなかったりする場合は、ベランダや窓からの搬出が必要になります。
その際には、釣り作業による搬出費用が別途掛かる場合があります。

見積もりに記載される項目とチェックポイント

基本料金に含まれている場合が多い項目
・養生
・遺品の仕分け
・貴重品の捜索 (遺言書など)
・搬出と運搬
・不用品の処分
・買取品の査定
・合同供養 (写真や人形の供養)
・作業後の清掃

 

オプションになっている場合が多い項目
・遺品お焚き上げ
・仏壇供養
・ハウスクリーニング
・エアコン取り外し
・車やバイクの売却や廃車

基本料金に含まれる項目もオプションになる項目も、業者によって異なっています。

安いと思っても基本料金に含まれるサービスが少なくて、オプションを付けたら結局は高額になってしまったという場合もありますので、見積りは細かな項目まできちんと確認するようにしましょう。

また、オプションサービスについてもよく検討して、必要かどうかを判断してから依頼するようにしましょう。

後から「こんなはずじゃなかった」とならないよう、訪問見積もりの際には納得するまで説明を受けるようにしましょう。

作業料金の支払い方

作業料金は、遺品整理作業完了後に支払いとなる場合がほとんどです。
作業が終了した後に依頼者が作業内容を確認してから、追加料金等を計算して請求・支払いとなります。
支払方法は、「現金払い」「クレジットカード払い」「銀行での振り込み」などから選択する形になります。

遺品整理業者の見積もりは見慣れないと思いますが、自分たちの状況を考えて、不必要と思われる内容が無いかどうかをチェックするようにしましょう。

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